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転職したい公務員は「ダイレクトリクルーティング」を活用すべき

転職に悩む公務員
転職に悩む公務員
公務員をやめて転職するために情報収集をしているけど、最近よく聞く「ダイレクトリクルーティング」って何?公務員も使うべきなのかな?

上記の質問に、実際に公務員から大手企業(リクルート)に転職した経験に基づいて回答します。

結論としては「公務員もダイレクトリクルーティングを絶対に使うべき!ただし注意あり」です。

この記事では、実際に僕が公務員の時にダイレクトリクルーティングを使った経験をお話していきます。

執筆者:瀬戸大輝(キャリアアドバイザー)

新卒で神奈川県内の市役所に入庁

30歳目前の7年目に一念発起して株式会社リクルートへ転職

現在はリクルートの現役社員として「公務員から上場企業への転職体験」を発信中!

ダイレクトリクルーティングを使うメリット

そもそも「ダイレクトリクルーティングって何?」という方に、ものすごく簡単に説明をします。

ダイレクトリクルーティングとは、登録した転職サイトを通じて「企業から直接スカウトが来るシステム」です。

引用元:ダイレクトリクルーティングとは?全17媒体を比較【新卒・中途別】

ダイレクトリクルーティングの代表的な会社としては以下があります

・ビズリーチ

・リクルートダイレクトスカウト

・マイナビジョブ20’sスカウト

上記の転職サイトを通じて、企業はサイトに登録された候補者の情報を見て「ぜひ会ってみたい、面接を受けてほしい」という候補者に直接メッセージ(スカウトメール)を送ります。

つまり、ダイレクトリクルーティングの最大のメリット「選考が面接からスタートする」ということです。

 

さらに付随的なメリットとしては、スカウトメールの数で「自分の市場価値を知ることができる」ということです。

企業側も魅力を感じた人にしかメッセージを送らないので、端的に言えばスカウトメールの数が現時点での自分の市場評価です。

自分の評価を知ることで、具体的な企業選定や書類・面接対策が深まっていきます。

「自分のスキル・経験に自信がない」という人には勇気が必要ですが、転職活動の第一歩は現状把握からです。

ちなみに、僕も「スカウトメールがほとんど貰えない」であったり「微妙なスカウトしか来ない」という経験をしました。悔しくて悲しかったですが、それがあっての今だと感じています

スカウトが来たら積極的に面接に参加すべき

スカウトメールが来た場合、企業と面談をすることができます。煩わしいWebテストや書類選考を受ける必要がないので、この機会はとても貴重な機会です。

もちろんスカウトメールを送ってくれた企業のことを調べて「これはどうしても興味がないな」ということであれば無理する必要はないです

転職を始めてすぐの頃はわからないことも多いと思うので、こうしたダイレクトスカウトを活用して面接に慣れていくことも戦略の一つです。

面接の日程を決める→(仮に興味が無くても)相手企業のことを調べる→調べたことに基づいて面接対策をする→面接を受ける→評価される

こうした一連のプロセスを1度でも多く体験しておいた方が、本命企業で結果を残しやすくなります。

注意:公務員にはスカウトが届きにくい

書類選考が通りにくい公務員にとって「面接が確約されている」というのは朗報ですが、現実はそんなに甘くありません。

どれだけ頑張って職務経歴書を書いたとしても、公務員候補者がもらえるスカウトメールは多くないです。この現実は事前に受け入れておいてください。

実際、僕が公務員時代に受け取っていたスカウトメールの数は、いまリクルート社員としてもらっているスカウトメールの10分の1くらいです。魅力的なスカウトも少ないです

しかし転職経験のない人にとっては特に「面接が確約されるオファーをもらえる」というのは、たとえその数が少なくても絶対に活用すべきです。

以前ご紹介した「転職エージェントへの登録」とあわせて、ダイレクトリクルーティングを併用していく形が一番バランスが取れています。

ダイレクトリクルーティングにも一切お金はかかりません。まずは登録だけでもして「どんなスカウトメールが届くのか」楽しみにしてみてください。

【公務員から大手企業へ】転職エージェントの選び方と上手な付き合い方 上記の疑問を、実際に公務員から大手企業に転職した経験に基づいて解決します。※そもそも「転職エージェントって何?」という人...

おすすめのダイレクトリクルーティング企業

リクルートダイレクトスカウト

僕がこれまで使ってきた中で、もっともオススメしたいのは「リクルートダイレクトスカウト」です。

CAREER CARVER

【公式HP】リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトの特徴

  1. 高年収で質の高い求人情報が豊富
  2. スカウトを受け取ることで、自分の市場価値が分かる
  3. スカウトを待つだけでなく、自分から求人を検索することも出来る
  4. 質の高いヘッドハンターが多数登録しているうえ、自分からアプローチも出来る

 

リクルートダイレクトスカウト登録後の流れ

  1. リクルートダイレクトスカウトに登録する
  2. 職務経歴を充実させる(職務経歴書の目安文字数は300文字程度)
  3. 企業やヘッドハンターからスカウトメッセージが届く
  4. たくさん届くメッセージの中から、興味のあるスカウトだけに返信する
  5. 企業とやヘッドハンターと面談する
  6. (最終的には)内定・転職

 

こちらから無料で登録できます↓

CAREER CARVER

【公式HP】リクルートダイレクトスカウト

 

ビズリーチ

次におすすめしたいのは「ビズリーチ」です。

CMでおなじみかもしれませんが、ビズリーチには「ハイクラスの仕事が多い」という特徴があります。

BIZREACH

【公式HP】転職サイトの【BIZREACH(ビズリーチ)】

現役公務員が転職に使うにはややハードルが高いかもしれませんが、登録しておいて決して損はないです。

ビズリーチの特徴

  1. 高収入の求人が豊富にある事
  2. スカウトを直接受け取れること
  3. 担当の人が知識も経験も豊富で頼りになる
  4. 担当者のレスポンスが速い

 

登録後の基本的な流れはリクルートダイレクトスカウトと同様です。

登録は無料です↓

BIZREACH

さいごに

ここまで「転職したい公務員は「ダイレクトリクルーティング」を活用すべき」と題して、僕の実体験をベースに解説してきました。

以前の記事「【公務員から大手企業へ】転職エージェントの選び方と上手な付き合い方」とあわせてご覧いただけるとさらに効果的です。

あとは実際にダイレクトリクルーティングに登録をしてみて、雰囲気を感じていくことが転職の近道です。

登録には一切お金がかかりませんし、登録してスカウトメールを見るだけでもいい機会になります。

現在公務員で転職するか悩んでいる方、公務員から転職したけど仕事に悩んでいる人はお気軽にご相談くださいね!

>>おすすめ:【自信がつく】公務員が転職する前に読んでおきたい本3選

 

 

本記事の監修者

山本匠悟(キャリアアドバイザー)

慶應大学卒業後、新卒でデロイト トーマツ コンサルティングに入社。

コンサルティングスキルを応用した独自の手法で、公務員から上場企業への転職希望者をサポートしてきた。