上記の疑問に、公務員の転職サポートをしている立場から回答します。
現実問題として転職理由は人それぞれなので、今回は「あくまで大多数の人に言えること」という前提で話を聞いてください。
ここからの話は、僕が公務員を辞めて転職活動をする際に「事務職系の求人を見て思ったこと」と「現役公務員のキャリア支援をする中で思ったこと」がベースになっています
結論:事務職への転職はまったくおすすめしない

どう考えても、公務員をやめて事務職に転職するのはオススメできません。
転職理由にもよりますが、大きく3つの理由があります。
①転職しても給与がほとんど上がらない
②福利厚生の水準が落ち、見込みの退職金も下がる
③働き方がたいして変わらない
①~③を総合して一言でいえば「民間の事務職に転職するくらいなら、公務員のままでいた方が良い」です。
実際、僕も公務員をしている時は先輩や友人と「民間の事務職って全然条件よくないんだね」という話をしていました。
オススメしない理由について、1つずつ補足をしていきます。
①給与は上がらないし、年功序列も変わらない

これは論より証拠で、一度「民間事務職の求人票」を見てみてください。
公務員の給与が35歳~40歳頃にグイっと上がることを考えると、民間企業の方が希望がないと言ってもよいです。
民間企業の場合、事務職はどうしても「コストセンター(利益を生み出さない部署)」として扱われますし、インセンティブがつくような仕事でもありません。
そのため、給与を上げたいという理由で転職する人は絶対に選んではいけません
また、事務職の仕事は「能力の評価」が難しいため、結果的に年功序列に近い形になります。
そのため公務員として働く中で「年功序列ってクソだよね」と思っている方も、民間の事務職という選択肢はありえません。
②福利厚生ダウン、退職金もたぶんダウン

超大手企業の事務職に転職できた場合はこの限りではないですが、事務職で超大手企業に入るには「実務経験」と「資格」が重要になります。
たとえば、経理部なら「経理の実務5年+簿記2級」みたいな感じです
この条件を満たしている現役公務員は多くないので、事務職で転職する場合は「中小~大手企業」になります。
そうなると、福利厚生についてはほぼ確実にダウンします。公務員の方が福利厚生はいいです。
そのうえで、退職金も「いい勝負」か、転職後に結果をうまく残せなければダウンします。
先述の通り給与がほとんど変わらない以上、福利厚生と退職金がダウンしたらトータルでマイナスです。
③働き方もたいして変わらない

好みの問題もあると思いますが、せっかく転職するなら「公務員の昭和的な働き方」とバイバイしたくないですか?
僕は「いつまでこんな働き方してんだよ…」と公務員の時に思っていたので、「働き方を変えたい」というのが転職の目的の1つでした。
この観点で言うと、民間企業の事務職もまぁまぁ古い仕事をしています。
先述の通り事務職(バックオフィス)はコストセンターなので、どうしても設備投資が後回しになります
「昭和的な働き方ってなんか粋だよね~」という変わり者でなければ、働き方に関しては転職後にガッカリするはずです。
以上で「事務職への転職をおすすめしない理由」の解説を終わりにします。
途中で話にあがりましたが、一度「民間の事務職の求人」を見てみると私の言っている意味がすごくわかると思います。
おすすめの転職サイト、転職エージェントについては以下でまとめているので、あわせてご覧くださいね。
>>おすすめ:【公務員から大手企業へ】転職エージェントの選び方と上手な付き合い方
次回の記事もお楽しみに!












