こうした疑問に、公務員からリクルートに転職した実体験をもとに回答します。
仕事で要求されることが全然違う

公務員と民間企業では、根底のところで要求されることが違います。
誤解を恐れず、あえて以下のように言い切ります。
公務員…ミスなく担当業務をこなすこと
民間企業…利益を最大化すること
※僕は「営業職」に就いたのでこのように強く感じていますが、バックオフィスに転職する場合も最終的には「利益の最大化」が目的になります
この前提の違いが、結局個々人の働き方の違いにつながっていきます。
次は「個人レベル」ではどう違うのか、見ていきます。
公務員は減点方式、民間企業は加点方式

みなさん重々承知の通り、公務員の人事評価はおおむね減点方式で行われています。
つまり、与えられた業務をいかにミスなくこなすかが勝負です
そうなると日々の業務では「上司や関係部署との調整能力、書類の不備を見抜く能力」が要求されます。
一方で民間企業では、最終的にどれだけ企業の利益に貢献したかで評価されます。
言うまでもなく企業はたくさんの競合他社がいる中で、創意工夫(差別化)をして競争に勝たなくてはいけません。
これがそのまま「個人の評価体系」に反映され、日々の業務では「自分なりに工夫をして、成長をして、利益を上げること」が要求されます
他人と違う方法をガンガン試していかなければいけません。
逆にいえば、この過程で生じるミスは(多くの場合に)全く問題になりません。
自分の裁量があるのはやっぱり楽しい

僕は民間企業に就職して本当によかったと思っています。
それは給与面や福利厚生などもありますが、単純に日々の業務が(大変ですが!)楽しいです。
特に向上心がある方にとっては公務員より1000倍楽しい生活です
もう少し具体的に「楽しいと感じる理由」を解説していきます。
①努力を活かしやすい
僕の勤めていた市役所の問題だったかもしれませんが、とにかく役所独自のルールが多く、意味あるのかな~というスキルばかりが身についていました。
また「ロジカルシンキング」みたいな本を読んで「実践してみたいな」と思っても、結局は役所独自の「謎構文・謎書式」に縛られて発揮できず…。
僕は当時しょぼいなりに向上心があったので、土日に勉強したスキルや考え方を活かせないのが不満の一つでした
それが民間企業に転職してからは、とにかく勉強した知識を活かしやすい!
もちろん会社独自のルールはありますが、汎用的なビジネススキルに則った考え方や暗黙のルールが存在し、内心では「あ!これ本に載ってたやつだ!」と心が躍っていました
結局何が言いたいかというと、民間だと「めちゃくちゃ勉強・努力のしがいがある」ということです。
僕は営業職という職種柄、そうした努力が実るのも早く、試行錯誤を全力で楽しんでいます。
②スピード感が最高
公務員に嫌気がさしている人の理由に「意思決定が遅すぎてイライラしてくる」というのがあると思います。
僕は公務員時代に「どんだけ稟議に時間かかってんだよ!」と毎日思っていました。
それが今のリクルートだと体感で20倍のスピード感で、ガンガン自分で意思決定をしています。
上長に確認しなければいけないことも、すぐに可否が決まります。
公務員のスピード感に苛立ちを覚えている人が民間企業に転職すると、ほぼ必ず感動します。
③責任感・チャレンジ精神のある仕事ができる
公務員時代は「税金を預かって仕事している」や「絶対にミスをしてはいけない」という責任感で仕事をしていました。
とても大事な感覚だと思いますが、どちらかというと「保身的」な責任感を感じていました。
一方で民間企業で働いている今は「自分の目標を絶対に達成したい」という攻めの責任感を感じられています。
言い換えれば「チャレンジ精神をもって仕事ができる」ということです
失敗を気にして働くよりも、新しいことや難しいことにチャレンジしていきたい人には民間への転職をおすすめします。
さいごに

今回は僕の実体験をもとに、地方公務員と民間企業での働き方の違いを見てきました。
言うまでもなく「どちらが良いか悪いか」という話ではなく、好みの問題です
公務員を辞めようか迷っている人は、今回の内容を参考に「民間企業ならこんな感じで働くことになるのか」というイメージをもってもらえたらと思います。
次回の記事もお楽しみに!












