公務員→民間転職のリアル

公務員を辞めていいのか悩みまくった末に出した結論【すべて実体験】

転職に悩む公務員
転職に悩む公務員
いま公務員として働いているけど、給料と仕事の頑張りが見合っていない…。正直転職したいけど、公務員をやめるのはもったいないのかな…

こうした質問に対して、実体験から回答します。

回答者:瀬戸大輝(キャリアアドバイザー)

新卒で神奈川県内の市役所に入庁

30歳目前の7年目に一念発起して株式会社リクルートへ転職

現在はリクルートの現役社員として「公務員から上場企業への転職体験」を発信中!

なぜ公務員をやめるのに3年もかかったのか

この記事を読んでいるあなたは、現役の公務員で「転職しようかな…」と少なからず考えている方のはずです。

市役所の公務員だった私は27歳で転職を考え始めたものの、結局転職に踏み切ったのは30歳目前のタイミングでした。

なぜ3年も時間がかかったのか。

その一番の理由は

余計なお世話さん
余計なお世話さん
公務員を辞めるなんてもったいない!何考えてるの!

と言ってくる両親や同僚の存在にありました。

こういう人たちは、ニュースや雑誌で断片的に理解した”論理”を振りかざしてきます。

とはいえ、公務員として働いていることに不安を強く感じていました。

転職に悩む公務員
転職に悩む公務員
いや、公務員が安泰なんて古い考えだ。大企業の終身雇用が崩壊している中、いつその波が公務員に降りかかるかわからない。その時に職歴が公務員だけってヤバくないか?

とか

転職に悩む公務員
転職に悩む公務員
というか、もはや”安泰制度”は崩壊してないか?民間企業と同じくらい長時間労働しても、サービス残業が日常茶飯事。コスパ悪くない?

このような「転職すべき理由」が浮かんでは消えていきました。

公務員から大手に転職する自信もなかった

先ほど「転職できない理由」を親や同僚のせいにしましたが、正直いえば転職する自信もありませんでした。

(私の場合は)一度も民間企業で働いたことがなく、面接で胸を張って話せるような経歴も自信もなかったです。

もしかしたら、あなたも同じような思いで「公務にも転職活動にも集中できない日々」を送っていませんか?

青臭い話ですが、私は志を持って公務員になりました。

しかし実際に働く中で「志の実現」の難しさを実感したり、公務員職への不安や疑問が徐々に大きくなりました。

その中で一念発起してたどり着いたのが「30歳を目前に市役所からリクルートへの転職」です。

つまり、イヤイヤ働いているなら「公務員を辞めて大手企業に転職すべき」というのが私の出した結論です。

公務員を辞めてもOKな人

とはいえ、誰にでも転職をオススメするわけではありません。

あくまで結論は

・公務員として働いている現状に不満や不安がある

・上場企業の転職に挑戦できる能力がある(自信は無くてOK)

です。

もう少し詳しく見ていきます。

向上心がある

全ての転職者に向上心が必要なのは当たり前ですが、特に「地方公務員から上場企業への転職」に必要な向上心を解説します。

①今より高い給与が欲しい

いきなりお金の話ですみません。

ただ、この気持ちは絶対に必要です。

この気持ち無しで転職の実現、その後のキャリアアップは不可能と言っても過言ではありません。

特に「現在公務員」の方に注意してほしいのは、「お金を稼ぐ」と「人の役に立つ」がほぼ同義ということです。

私も公務員の時はわかっていませんでしたが、民間企業へ転職して【「お金を稼ぐ」≒「人の役に立つ」】だと強く実感しています。

もちろん「やりがいの追求」もあると思います。

しかし、私のような民間企業を経験したことない人は「お金を稼ぐ」の先に社会への貢献があるとまずは考えるべきです。

②公務で創意工夫してきた人

あなたは公務員として働いてきた中で、創意工夫をしてきた経験がありますか?

ここで注意が必要なのは、創意工夫をしたかどうかであり、それが評価されたかどうかは関係ありません。

もし「NO」なら、あなたは転職しない方がいいかもしれません。

「民間企業に転職して、やっていける人」であれば、日々の「お役所の無駄な業務」を目の前にして見過ごすことはしません。

少なくとも民間企業で戦うなら「目の前の課題は自分で解決する」という気持ちが必要です。(能力ではなく、気持ちです。)

どんな些細な行動でも結構ですし、先述のように評価されたかどうかも関係ありません。

③公務外で行動した経験

公務外での経験も当然重要です。

休日は寝てばっかりでほとんど何もしない」という人は、転職要注意です。

おそらく、この記事を読んでいるあなたは「公務を通じて成長できそうにない(成長が遅い)」と感じていると思います。

もし向上心のある人であれば、せめて公務外で成長しようと試みます。

これもどんな些細なことでも問題ありません。

私の場合は人脈確保のため(という卑しい理由で)、社会人サッカーチームに入りました笑

理由は卑しいものの、実際のところサッカーで得た人脈は転職活動に大きく活きました。

自分に少なからず自信がある

ここで問題にしたいのは「転職する自信があるか」ではなく、「なんとなく自分の能力に自信があるか」です。

自信の根拠は不要です。もちろん日々の公務を通じて明確な自信があるならより最高です。

公務員から民間企業への転職活動時、また転職後には「公務員の時と質の異なるストレス」がかかります。

公務員を辞めることについて親や同僚からあれこれ言われたり、書類や面接が通らなかったり、転職後の新しい業務でうまくいかなかったり…

こんなとき、前に進み続ける原動力として「自信」は必須です。例えば

・「民間企業じゃ通用しないよ」と言われても気にならない

↑これ「公務員が言われてムカつく言葉」のチャンピオンですよね。私も幾度となく言われたことがあります。

実はこの言葉、あなたの転職可能性を測る「リトマス紙」です。

ムカついちゃう人
→人は図星のことを言われると苛立ちます。つまり、民間企業で戦う自信がない人です。

気にならない人
→無意識かもしれませんが、自信がある人です。転職しましょう。

27歳の私はムカついちゃってました。事実、転職活動は途中で挫折しました。

しかし、29歳の私は「え?なに?」って感じで気になりませんでした。まぁ正直1ミリくらいはキレてました笑

おわりに

今回は私が「公務員から大手企業に転職して得た経験」をベースに、公務員を辞めてOKな人について解説してきました。

もちろん「これに当てはまらないとダメ」ということではないです。

これからも「実体験だけ」をお伝えしていきますので、公務員転職に迷っている方はぜひ参考にしてくださいね!