公務員→民間転職のリアル

民間に転職したい公務員が「なんか違うな…」と面接官に思われる理由

転職に悩む公務員
転職に悩む公務員
民間企業に転職したくて何度か面接を受けているけど、イマイチ反応が良くない…やっぱり公務員から民間に転職するのは難しいのかな…

上記の不安を、実際に公務員から大手企業(リクルート)に転職した経験に基づいて解消します。

私自身の経験として「公務員がいくら頑張っても、民間で必要な考え方を身に着けることはできないのかな」と思うことが多々ありました。

そして、そうした公務員と民間の差が面接での「違和感」になり、結果的に選ばれないのではないかと感じていました。

ただ、実際に大手企業に転職して働いた身としては「公務員と民間では決定的な違いがあり、それを知れば民間でも通用するし、転職活動も好転する」と思っています

そこで今回は私が遠回りをして気づけた「公務員でいながら、民間で通用する人物に近づく方法」をお伝えします。

転職を考えている現役公務員の方、すでに転職活動を進めている現役公務員の方は必ず最後までお読みください。

執筆者:瀬戸 大輝

新卒で神奈川県内の市役所に入庁

30歳目前の7年目に一念発起して株式会社リクルートへ転職

スキルと自信をつけた後にリクルートを退職し、現在は独立して「公務員から民間企業への転職情報」も発信中!

公務員は「他責思考」になりやすい環境にいる

公務員時代は言語化できていませんでしたが、公務員は「他責の文化」です。

誤解を恐れず言えば、評価が減点方式の公務員では「問題の責任をうまく他人にすり替える能力が高いほど出世できる」といえます。

人事異動の時期に「人に仕事を押しつけてばかりで、仕事してる風に見せてるだけのあの人が昇進してるんだ?」と思ったことがあります。

職場全体の傾向として、多くの問題を他責にすることで昇進し、給与を得ている人がいる側面は確かにあったと思います。

このような何とも言えない嫌な経験、公務員のみなさんもきっとあると思います。

しかし、このような他責思考に陥ってしまったら最後、民間への転職と転職後の活躍は不可能です。

民間企業で活躍できる条件:自責思考であること

民間企業の評価基準は極めてシンプルです。「どれだけ利益に貢献できたか」です。

・営業マンであれば、どれだけ売上を上げたか

・事務職であれば、間接的な利益創出またはコストダウン、効率化に貢献したか

組織が複雑化している大企業では、他にも評価指標があります。しかし、最も重視されるのは「どれだけ利益に貢献できたか」です。

民間企業では「失敗はマイナス評価にならない」ので、生じている問題とその責任を自分事として捉え、自発的に改善していけるかが活躍の鍵になります

だからこそ、民間企業で通用する人材に近づくためには、他責思考から自責思考への転換を必ず図っていかなければいけません。

現役公務員が自責思考を身につける具体的な方法

公務員で何年も仕事をしていると、無意識に他責思考が身についてしまっています。かつては私も他責思考のプロでした。

「自責思考」とは、目の前で起きている問題の責任を自分が引き受けようとする姿勢であり、覚悟です

実際のところ、「自責思考か他責思考か」で仕事での成長スピードが大きく変わります。

言うまでもなく、民間での面接では「自責思考かどうか」がかなり重視されます。

・上司の決裁が遅くて仕事が遅れた

・庶務をしていて担当係の担当が期限を守ってくれない

・市民から超絶理不尽なクレームを受けた

↑これ、めちゃくちゃありますよね。でも、これを「仕事が遅れたのは私の責任ではなく、期限を守らなかったAさんのせいです」と言ってしまったら終わりです。

「大事なイベントの日に雨が降っちゃいました」という天候条件ですら、自責で考えるのが民間で活躍できる人です。

具体的には「問題の原因」「(今後に向けた)問題の予防」を考えるだけでも、それが面接で自信をもって話せるエピソードになります

最初のうちは「今回の原因は○○で、例えばこういう改善策があるな。ま、それをやっても評価は上がらないし、仕事が増えるだけだから知らないふりをしよう」でも良いです。

転職したい公務員の第一歩としてはこれでOKです。

非常に大事な話ですので、最後に結論をまとめます。

  • 公務員は「他責思考」で昇進できるが、民間企業では「自責思考」で昇進できる
  • 「民間への転職を検討している」なら、日々の公務を通じて自責思考を身につけていく
  • 自責思考で行動することは、面接で熱意をもって話せるエピソードになるので、面接対策としても有効

上記を意識して、民間への転職活動を進めることで最速で結果が出るはずです。ぜひ自責思考をインストールしてみてくださいね。

では、今回はここまでです。

次回の記事もお楽しみに!

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