上記の不安を、実際に公務員から民間に転職し、公務員専門でキャリアアドバイスをしてきた経験に基づいてお応えします。
私自身、公務員から民間企業に転職した際にめちゃくちゃ面接に苦戦しました。
特に面接を受け始めた頃は全然だめで、この記事を監修している山本さんに鬼の面接対策をしてもらう中で徐々に自信をつけていきました。
率直に言えば、面接については信頼できる人に模擬面接をしてもらうのがベストです。
ただ「身近に頼れる人がいない…」という方も多くいます。
そこで今回は、私が面接を通じて肌で感じた「公務員が面接で苦戦する理由」と「面接を突破するために意識すべきこと」を解説します。
面接で他の候補者に差別化し、内定を勝ち取りたい方は必ず最後までお読みください。
現役公務員の場合、面接はマイナスからのスタートになりがち

私が面接を受けてきた経験上、「公務員の転職市場での評価は(少なくとも)良くはない」です。
注:僕は「地方公務員」ですので、国家公務員や専門職の場合は事情が違うかもしれません。
公務員の評価が高くない理由として、私は3つ理由があると考察しています。
理由①面接官が上司にうまく説明できない
当たり前のことですが、面接官はサラリーマンです。
つまり「この人を採用したい」という理由を、上司に明確に説明する必要があります。
人事部の友人に聞いた話ですが、上司から「本当にこの人を採用して大丈夫だな?」と圧力を受ける場合も多いようです
そして、上司の目線で見た時に「本当に地方公務員の○○さんって採用して平気?」と怪しまれる場合が多いです。
これは単純に「公務員を採用する」という前例が少ないためです。
こうした上司からの圧力を跳ね返す理由を面接官に与えなくてはいけない点で、公務員はやや不利な状況だと言えます。
理由②「公務員=まったり」の偏見
ベタな話ですが、面接官の中には公務員への偏見を持つ人も多いです。
20代~30代の面接官
→わりとフラットに面接してくれる
40代以上の面接官
→面接を通じて「本当にちゃんとやってくれるの?」という圧を感じる
平たく言うと「オジサマほど偏見を持っている」ということです。
偏見を持っている面接官の場合、面接はマイナスからのスタートになります。
理由③面接官に見抜く力がない
「民間企業の面接官って優秀なんだろうな」と思うかもですが、まったくそんなことはありません。
民間の面接官もバリバリ前例に縛られ、がっつり上司の顔色をうかがいながら採用活動をしています
これは一流企業の友人何人かに聞いた話ですが、「稼げる本当に優秀な人」が面接官をやるわけがないということです。
もしあなたが歩合でバリバリ稼げる人だったら、貴重な時間を面接官に使わないですよね。
あなたが「面接官が推せる応募者」になるために

面接突破のカギは「面接官が上司からの圧力を跳ね返せるほどの魅力を、あなたが与えられるか」です。
つまり、面接官に推される応募者にならなくてはいけません。
具体的な方法は2つあります。
①一番大変だった業務を自信をもって伝える
「自分は公務員だから…」と自信なさそうに話すのが一番良くないです。
「なんでこんなに自信あるんだ?」と思わせるくらい自信を見せないと、マイナスからの逆転は出来ません
そして奇策に頼らずに、ストレートに伝えることが大切です。
とかく「仕事での実績なんてない」という人ほど、言い方で何とかしようとしがちです。
しかし、僕の経験上は「話をこねくり回すほど失敗する」と感じています。
自分の能力や実績をストレートに、胸を張って話すことが公務員からの転職で重要です。
②面接官の反応をしっかり見る
どんなに有能な面接官でも、たかが15分~30分で人を評価することはできません。
そのため結局のところは「面接官に刺さる話ができるかどうか」につきます。
恋愛における「僕は素直な人が好き」や「私はハキハキしてる人が好き」のように、面接官にも「個人的に好きな人/好きな話」が必ずあります
面接とは、目の前の面接官に刺さる話を見つけるゲームともいえます。
同じエピソードを話すにしても「自分の思考力を強調する」のか「やり切る力を強調するのか」バリエーションがあります。
これまでの仕事や自分の長所・短所にまつわるエピソードを2~3パターン用意しておけると最高です。
さいごに:通過率が低くても落ち込まない

そもそも「面接は通らないもの」です。
これは民間企業→民間企業の転職者でも同じです。
大事なのは「落ち込むこと」ではなく「改善していくこと」です
正直なところ「公務員はちょっとな~」という理由で落とされていることもあります。
しかし、その時は公務員の自分を恨むのではなく「先入観で不採用にするような会社に入らなくてよかった~」と考えるのが健全です。
私も面接でやるせない気持ちになったことは多々あります。
それでも必ず、あなたの能力をフラットに見てくれる企業、面接官が現れます。
気を落とさず、次の面接に向かっていきましょう。
では、今回はここまでです。
次回の記事もお楽しみに!
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